諸星大二郎先生による隠れた名作。『月刊少年チャンピオン』にて70年代から不定期連載されていたものです。

不定期連載ということで各話が完結した連作読みきりシリーズの体裁をとっています。

さまざまな出版社から新装版などの復刊がされていますので、比較的に入手も容易かと思います。

アフリカの奥地で育った少年が、日本へやってくる。

その少年、実は超古代文明の秘密を受け継ぐ継承者であった。

そんな出だしから、人類のルーツをめぐる壮大なストーリが展開していきます。

ちなみに某海外ドラマとはなんの関係もございません。

「マッド」は泥の意味です。

祖先の精霊達が泥人間?として主人公に力を貸してくれるのです。

文化人類学的怪作のコミックをあなたも是非読んでみて下さい。